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プラセンタの副作用とは?美容にいいとは聞くけれど、気になるその安全性と選び方

プラセンタの副作用とは?美容にいいとは聞くけれど、気になるその安全性と選び方

美肌アンチエイジング成分があるとされる「プラセンタ」ですが、気になるのが副作用安全性の問題。
そこで、プラセンタの副作用や服用リスクについて詳しくお伝えします。



プラセンタとは

プラセンタ(Placenta)とは「胎盤」のことです。
ヒト由来のものや、ブタウマなど動物由来のものが多く、胎盤そのものではなく胎盤に含まれるさまざまな栄養成分を抽出したものが医薬品健康食品として販売されています。

胎盤は妊娠すると赤ちゃんを育てるために作られる臓器です。
胎児が必要とするアミノ酸各種ビタミンミネラル酵素など、豊富な栄養成分があり、に良い影響をもたらすものとして注目されています。

しかし、それが動物由来であるものが多いだけに、副作用や安全性を気にする人が多いのもまた事実です。



プラセンタの副作用と安全性

実はプラセンタには長い歴史があり、副作用の心配はほとんどないとされています。

古くは古代エジプトのクレオパトラや中国、秦の始皇帝も使っていたと言われています。
その後、世界中でプラセンタの研究が進み、多くの研究報告や論文が発表されています。
日本でも医薬品として認可されているほどです。

しかし、もちろん例外がないわけではありません。
何でもそうですが、まれに体質に合わなかったり、他の薬剤との飲み合わせが悪かったりして副作用が出る場合もあります。動物由来のプラセンタの場合、豚肉や動物性タンパク質にアレルギーがある人はアレルギー反応が起こるケースもあります。
不安に思ったら、飲む前に医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

また、プラセンタ注射薬の場合はヒト由来のため献血ができなくなるというデメリットがありますが、内服薬にはとくに制限はありませんので安心してください。



気をつけよう!プラセンタを服薬する際の注意点

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一昔前まで注射剤のイメージが強かったプラセンタですが、今は手軽に服薬できる「飲むプラセンタ」が多くなっています。
内服薬は、注射剤ほど頻繁に受診する必要がない点や、職場や旅先などにも携帯して持っていくことができるなど、利便性が高いというメリットがあります。

また、注射剤とは違って、献血に関しても制限がないので、献血をしたい人には内服薬「飲むプラセンタ」がお勧めです。

ひと言で「飲むプラセンタ」といっても、製品によって原料や安全性有効性に大きな違いがあります。
きちんと認可を受けている医薬品をはじめ、さまざまなサプリメントが登場していますから、どの製品が良いかわからないという人も多いかと思います。
次の「失敗しないプラセンタの選び方」をよくお読みください。

特に原材料の出所や製造過程などが不明な場合は、安全性・有効性についても疑わしいものが多いので注意が必要です。

また、プラセンタを服薬して少しでも何か違和感異常を感じた場合は、服薬を中止し、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。



失敗しないプラセンタの選び方!安全性と効果が期待できるもの

プラセンタの安全性と効果にこだわるなら、下記を参考に、できるだけ高品質で安全なプラセンタを選びましょう。

・医薬品を選ぶ
・含有量が多い
・有害成分を含まない
・原料の産地が明確で衛生管理がきちんとしている
・製造過程がしっかりしている

上記の項目に当てはまるものが多いほど安全で効果のあるプラセンタと言えます。

プラセンタは、美容や健康面で大きな効果が期待できる女性の強い味方であることに違いはありませんが、さまざまな商品が出回っているため、安全性や効果が疑わしいケースもあり、注意が必要です。

服用の際は原材料や産地、品質を見極め、安全性の高いものを選びましょう。
安心できるプラセンタで、いくつになっても美しく健康な肌とカラダを目指してくださいね。


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