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プラセンタ注射で後悔するのは、誤解が原因かも!後悔しないための注意点とは?

プラセンタ注射で後悔するのは、誤解が原因かも!後悔しないための注意点とは?

プラセンタ注射の効果が注目されている一方で、効果が感じられずに注射を打ったことを後悔している方もいらっしゃいます。 本記事では、プラセンタ注射で後悔する理由や、後悔しないために予め知っておきたいことを解説します。 プラセンタ注射に興味がある方、施術を受けることを検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

プラセンタ注射の効果を実感できない理由とは?

プラセンタ注射の効果を感じられない方がいらっしゃるのは、なぜなのでしょうか。 考えられる理由について解説していきます。

必要な回数や頻度で施術を受けていない

プラセンタ注射は、継続的に打つことで効果が出てくるものなので、1度打っただけでは効果を得るのは難しいでしょう。 個人差はありますが、2~3回目、または1か月〜3か月ほどで効果を感じる方が多いようです。 また、注射を打ってからの効果の継続期間は2~3日程度といわれています。 効果を感じられない方は、効果を得るのに必要な回数を打っていないか、施術を受ける頻度が低い可能性があります。 効果を得るには、打ち始めてから最初の1~2か月は週1~2回程度、それ以降は1~2週間に1回程度の頻度が目安です。

効果が出ていても気づいていない

効果が出ていても気づいていない プラセンタは体全体に作用するものですので、体内のバランスを総合的に整えたり、修復したりするように作用します。 たとえば、お肌への効果を期待して注射を打ったとしても、もともと体に不調などがあると、プラセンタがまずはそれを整えるために作用します。 体の中が整うと、新陳代謝や血行がよくなり、肌への効果も期待できるでしょう。 このように、体の回復には効果が出ていたとしても、期待していたお肌への効果が出る前に、効果がないと判断してしまうことがあるようです。

気になった部位にピンポイントで効くと誤解している

前述しました通り、プラセンタは体全体に作用するものです。 気になるシミやシワなどの、お悩みだけに集中して作用するものではありません。 そのため、気になる部位に直接効果を発揮する施術のように誤解している可能性も考えられます。

プラセンタ注射の効果

次に、プラセンタ注射の効果についてご紹介します。

更年期障害などの疾患の治療

プラセンタには、自然由来の栄養成分が豊富に含まれ、医療現場でも活用されています。 日本製のプラセンタ注射は、ラエンネックとメルスモンの2種です。 ラエンネックは肝機能障害に、メルスモンは更年期障害、乳汁分泌不全の治療に利用する医薬品として厚生労働省より認可されています。 これら3つの疾患と診断された場合には、プラセンタ注射が保険適用になります。

エイジングケアなどの美容効果

エイジングケアなどの美容効果 更年期障害、乳汁分泌不全、肝機能障害の治療以外にも、さまざまな作用が期待できます。 ただし、3つの疾患以外の目的で、プラセンタ注射を打つ場合には、自由診療となります。 健康面で期待できる効果は、血行促進、新陳代謝を高める、自律神経の調整、ホルモンバランス調整、疲労回復促進などです。 美容面では、肌の保湿力を高める、活性酸素の除去作用、育毛促進、抗炎症作用などが期待できます。 これらの目的であっても、注射を受けられるのは医療機関だけです。

プラセンタ注射は太るの?

プラセンタ注射を打つと太る可能性を心配する方もいらっしゃるようですが、プラセンタ自体には太らせる作用はありません。 新陳代謝が活発になり、食欲が増して太ることはあるようですので、食べ過ぎには注意しましょう。 また、プラセンタの効果で肌にハリが出ることで、ふっくらとした印象を与えて太ったように感じることがあるかもしれません。

プラセンタ注射で後悔しないための注意点

プラセンタ注射を受けるにあたり、注意したほうがよい点もあります。 後悔しないためにも、ぜひ知っておきましょう。

注射をすると献血はできない

まず、知っておいたほうがよい点は、プラセンタ注射をすると、その後、献血ができなくなるということです。 プラセンタ注射には、ヒトの胎盤から抽出した成分を使用しており、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病などの感染症にかかるリスクがあるからです。 これまでに感染事例は報告されていないそうですが、念のための措置として定められています。 献血をされたい方が、注射をして後悔することのないように、事前に頭に入れておきましょ う。 また、輸血に関しては受けられますので、「万が一のために...」とプラセンタ注射をあきらめる必要はありません。

通院頻度が高い

プラセンタ注射のデメリットとして、通院頻度の高さがあげられます。 プラセンタの効果が維持できる期間は2日~3日程度と短く、効果を持続するには、週に1回~2回の通院を要します。 お仕事やプライベートとのバランスで、通院頻度の高さを負担に感じることもあるようです。

副作用が出ることもある

プラセンタ注射は、比較的安全な施術とはいわれていますが、副作用が出ることもあります。 注射した部位に痛みが出たり、硬くなったりすることがあるほか、頭痛、発熱、かゆみが出ることもあります。 気になる症状が出た方は、すぐに医師に相談をしましょう。

プラセンタ注射をやめるとどうなる?

プラセンタ注射を途中でやめると、徐々に効果がなくなります。 注射の効果がなくなっていくので、肌や体調の不調を感じることがあるかもしれません。 通院が続けられない事情が出来たときは、途中でやめることもできますので、その点は心配ないでしょう。

まとめ

本記事では、プラセンタ注射で後悔する理由や、後悔しないための注意点をご紹介しました。 プラセンタ注射で後悔するのは、効果が出るための必要な施術回数や効果の現れ方に誤解があることが多いです。 期待する効果を得るためには、注射を打つ回数や頻度も大切です。 また、後悔することがないように、予めデメリットやリスクを把握し、医師と相談しながら治療をすすめましょう。
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